クワシロカイガラムシ

クワシロカイガラムシ
クワシロカイガラムシ
クワシロカイガラムシ

(写真)加害枝(雄繭)

カメムシ目、マルカイガラムシ科

どんな虫?

●桑など多数の植物に寄生

●苗木(成虫)や幼虫が風により分散して隣接園に伝播

生態は?

●年2〜4回発生

●介殻の内部に産卵(総産卵数:約50〜100)

●ふ化幼虫は分散、ほとんどが30cm以内の枝に定着(ロウ物質を被る)

●直射光や通風を嫌い枝幹の中、株に寄生

●発育所要期間は気温により大きく変わる

●雄成虫(2回脱皮後、結繭)は飛翔し、3回脱皮直後の未成熟雌と交尾

被害は?

●樹勢が損なわれ、茶芽の発育に影響

●加害の多い樹では、古葉が黄化、落葉

●さらに進むと枝梢が枯死

薬剤と防除適期

5月の第1世代ふ化幼虫最盛期に防除