べと病

べと病
べと病
べと病

(写真)葉の病斑

卵菌類

Peronosporadestructor

どんな病気?

●やや冷涼(15~20°C)で多湿が好適条件。梅雨期や秋雨期に多発傾向

●耐久体の卵胞子は土壌中で休眠、長期間にわたり生存可能。連作で被害は甚大

感染は?

●発病株組織内で卵胞子と菌糸で越年。卵胞子は被害残渣内で土中にも休眠

●翌春、病斑上に分生子梗を形成。分生子が風雨・水により飛散し感染

●分生子は水滴中でよく発芽し気孔等より侵入。潜伏期間(好適条件)は7~14日

●罹病葉が萎凋すると病斑内部に卵胞子ができ休眠

症状は?

●葉身に淡黄緑色で楕円形の病斑を形成。白色~灰白色のカビが発生する

●罹病葉は折れやすく、黄色~灰白色になり枯れる

●秋の感染苗は、早春に全身的症状(わい曲、育成制御等)を示す